地域交流センター

看護研究SEED




看護研究SEEDとは

 本学では、看護の現場で看護研究に取り組んでいる方を対象に、看護研究支援のための研究を開催しています。研修は、研究の基礎から専門的な方法までを段階的に受講していただくことで、実践的な研究方法を習得できるような構成となっています。

 その中でも、看護研究SEEDは基礎的な研修であり日常の看護業務の中から疑問を見出し、看護研究へ取り組めるようなプログラムとなっています。研修は、5回の開催ですが受講しやすいように単回受講コースも設けています。また、隔年で集合研究と遠隔研修を行っています。

 専門的な研修「ハウツー看護研究」や看護研究エッセンス」では、研究の実践的な研究方法について学びを深めていただけます。

 

ダウンロードはこちら⇒SEEDチラシ

令和4年度の様子:集合研修

6月14日(火)看護研究SEED第1回

テーマ:看護研究の意義と文献の活用
講 師:片田 範子 学長

 看護研究の目的と文献とはについて、実践者ならではの視点から知識や方法を確認しました。受講者からは「看護研究とは何か理解できた」「心に響く言葉が多く、引き込まれました」「臨床ではなかなか聞く機会のない講義内容であったので、とても興味深かったです」等の意見を得ました。

テーマ:文献検索と図書館の利用
講 師:図書館司書 別當 直子さん

 医中誌webを中心にさまざまな検索方法を実践しました。受講者からは「文献検索の方法がよく分かった」「実際に検索しながら学べ、よくわかりました」等の意見を得ました。

7月1日(金)看護研究SEED第2回

テーマ:研究計画の立て方と書き方
講 師:河村 敦子 准教授

 看護研究を実践するための必要な知識を段階ごとに再確認しました。受講者からは「看護研究の組み立て方が分かった」「研究計画書の書き方がわかった」「実体験も聞けてよかった」等の意見を得ました。

テーマ:看護研究における倫理的配慮
講 師:安部 彰 教授

 看護研究における倫理的配慮について、日本看護協会の看護職の倫理綱領を確認するとともに主要な概念について学びを深めました。受講者からは「要点を教えていただきわかりやすかったです」「対象者への配慮、患者家族へ繋がるため勉強になりました」等の意見を得ました。

7月5日(火)看護研究SEED第3回

テーマ:研究デザインのタイプと選択
講 師:上田 貴子 講師

 看護研究の特徴や研究デザインのタイプから研究計画までのプロセスを学びました。受講者からは「現在、進めている研究の指針になった」「自身の実際の取り組みと比較して聞けた」等の意見を得ました。

テーマ:量的研究(実験・計測)
講 師:長谷川 智之 講師

 量的研究で必須の知識である「統計」「尺度」、実験研究とその計測手法について学びました。受講者からは「これからにいかすことができる」「実験研究について理解が深まった」「資料が見やすい。例題があってわかりやすかった」等の意見を得ました。

 このテーマは、研究実践能力の向上のための「ハウツー看護研究」にもコースがありますので、興味のある方、より学びを深めたい方はぜひお申し込みください。

7月22日(水)看護研究SEED第4回

テーマ:質的研究(インタビュー)
講 師:関根 由紀 准教授

 質的研究の特徴や質的研究に適した研究課題等、質的研究のために必要な知識を学び、グループワークで、インタビューガイドを作成しました。受講者からは「研究の調査方法に悩んでいたので助かった」「インタビュー学習がとてもよかった」等の意見を得ました。

テーマ:量的研究(アンケート)
講 師:関根 由紀 准教授

 量的研究(アンケート)についての基礎知識を学んだ後、グループワークでアンケートを作成し、別グループの用紙を回答し、回答者の意見をもとにアンケート用紙を再検討しました。受講者からは「実際にアンケートを作成することで、何に注意するのか、目的からずれないように質問項目の順番などを考えることができた」「アンケート作成方法がわかりやすかった」等の意見を得ました。

 これら2つのテーマは、研究実践能力の向上のための「ハウツー看護研究」にもコースがありますので、興味のある方、より学びを深めたい方はぜひお申し込みください。

8月2日(火)看護研究SEED第5回

テーマ:研究論文作成
講 師:玉田 章 教授

 研究論文作成のための基礎知識と重要なポイントを学びました。受講者からは「論文作成の方法を順序だてて説明してもらいわかりやすかった」「注意点など理解できた」等の意見を得ました。

テーマ:プレゼンテーション(演習含む)
講 師:長谷川 智之 准教授

 プレゼンテーションの基礎知識を学び、実際にパワーポイントを用いた演習を行いました。受講者からは「例をもとに説明してもらいわかりやすかった」「パワーポイントの作成にすぐに役立てる」等の意見を得ました。

令和3年度の様子:オンライン研修

5月18日(火)看護研究SEEDオンライン研修第1回

午前テーマ:看護研究の意義と文献の活用                     

講 師:菱沼 典子 教授

 

「自分が持っている疑問を、周りの人に話してみようと思う」「自分が持っている疑問について、文献を探して読みたいと思う」「自分が持っている疑問を、文章に書く」を目標に、疑問に基づいている研究ならどんな研究にも意義がある」ことを学びました。受講者からは「研究のテーマは身近にあるんだと感じた」「研究というとても大きなもの、結果を残さないといけないという構えがあったが、日々の業務・看護の延長であり、もう一度自分の疑問・やりたいことをつめていきたいと思えた」「日々の看護の中で研究課題を見つける視点が少し分かった。そしてその疑問をどうつなげて調べていくか、筋道がわかった」等の意見を得ました。

午後テーマ:研究計画の立て方と書き方                     

講 師:大川 明子 教授

 

研究計画の必要性、研究の三要素を網羅した研究目的の書き方や計画立案時の注意点など、実例をもとに、PICOを用いて、学びました。受講者からは「研究計画書の書き方の流れが分かりやすかった」「研究テーマの三要素が重要であること・臨床で働く私たちは研究テーマをみつけやすい立場にあることが印象に残った」「文献事例を入れた説明がとてもわかりやすかった」等の意見を得ました。

5月26日(水)看護研究SEEDオンライン研修第2回

午前テーマ:看護研究における倫理的配慮

講 師:大川 明子 教授

 

「倫理の概念」「患者・医療従事者・研究機関の立場」「倫理審査」について学びました。受講者からは「なぜ倫理審査が必要なのか、世界の歴史を振り返ることで理解が深まった」「患者さんの倫理を守ったうえでの研究が大事だと学んだ。利益・不利益ともにしっかり説明ができるようにしたい」「なかなか自主的勉強をしにくい分野であり、倫理の構成(どんなものが介入・関わっているのか)を知るとてもいい機会になった」等の意見を得ました。

 

午後テーマ:研究デザインのタイプと選択

講 師:上田 貴子 講師

 

「看護研究の特徴」「研究デザインのタイプ」「Good Reason & Real Reason」「研究計画までのプロセス」「PICO(S)」「質的研究と量的研究」について学びました。受講者からは「実際のテーマをどのように研究にするか、新たな視点で面白かった」「研究のテーマの見直し(洗練する)方や、研究デザインの考え方に関して学ぶことができた」等の意見を得ました。

6月9日(火)看護研究SEEDオンライン研修第3回

講 師:関根 由紀 准教授

 

午前テーマ:質的研究(インタビュー)

「質的研究に適した課題と特徴について理解できる」「インタビューガイドの作成方法のポイントを理解することができる」を目標に学びました。受講者からは「質的研究の意味がよく理解できた」「インタビューをする際の気を付けることは、今までやってしまっていて反省した」等の意見を得ました。

午後テーマ:量的研究(アンケート)

「アンケート調査の特徴について理解できる」「作成方法のポイントを理解することができる」を目標に学びました。受講者からは「フェースシートの作成方法が理解できた」「自分の意とするところに誘導してしまったりせず、自分の知りたいデータをとれるアンケート作りの難しさを感じた」等の意見を得ました。

6月29日(火)看護研究SEEDオンライン研修第4回

テーマ:量的研究(実験・計測)

講師:長谷川 智之    准教授

 

「実験研究について理解する」「計測手法について理解する」「統計について理解する」「尺度について理解する」を目標に学びました。受講者からは「実験研究の統制がとても重要だと思った」「実験研究とは、変数について、が整理できた」等の意見を得ました。

 

テーマ:研究論文作成

講師:玉田 章     教授

 

「色々な文章の性格」「論文作成の基本的な過程」「論文の構成と内容」「執筆上の注意事項」について学びました。受講者からは「良い例・悪い例を比較すると、読みやすさ・見やすさなど、明らかで、同じことを聞くにも、書き方・順などでとても変わることが再認識できた」「論文内での一貫性の大切さがわかった」「研究だけでなく文章作成にあたっても活用できる内容であった」等の意見を得ました。

7月12日(月)看護研究SEEDオンライン研修第5回

テーマ:プレゼンテーション(演習含む)

講師:上田 貴子 講師

 

「Power Pointの使用方法を理解する」「プレゼンテーションの方法を理解する」「プレゼンテーションの評価について理解する」を目標に学びました。受講者からは「色使いやフォントの違いで、ぱっと見た印象づけや見やすさが変わってくる」「プレゼンテーションの評価方法、3段階のテンション、あまりそのような視点でパワーポイントで資料を作成したここがなく、いかに見せることが大切かが理解できた。」等の意見を得ました。