地域交流センター

新人助産師研修

三重県受託事業



事業概要

本研修、平成23年度より、三重県から「三重県新人助産師合同研修事業」を受託し、厚生労働省の新人看護職員研修ガイドラインにおける、新人助産師が就労後1年間で到達すべき助産技術の到達目標、および助産技術を支える要素に則り、新人助産師の臨床実践能力育成を支援するための研修です。

 

開催案内

 

 

 

開催レポート 令和6年度

第1回 11月2日(土)

テーマ:周産期分野における感染看護の実際

講 師:新居 晶恵(三重大学医学部附属病院 看護師長・感染管理認定看護師) 

受講者からは「専門にある講師の方によりくわしい講義を聞くことができ、とても満足度の高いものになった。」、「実践ですぐに活かせる内容であった」などの意見をいただきました。

 

テーマ:母乳育児支援の基礎と実践

講 師:井田 久留美(日本母乳の会理事)

受講者からは「具体的にケアの方法や母への伝え方がわかり、実践に生かしたいと思った」、「実際演習で自分がしてみることで、ラッチオンやポジショニングの指導の際の褥婦への分かりやすい伝え方などが学べた」などの意見をいただきました。

 

第2回 12月7日(土)

テーマ:周産期のメンタルヘルス

講 師: 森實 かおり(三重大学医学部附属病院 看護師長・母性看護専門看護師)

受講者からは「メンタルヘルスについてどのように関わらせていただいたらいいのか学べた」、「妊産婦のメンタルの変化について、患者やその家族のSOSに気づけるようになりたいと思った。」などの意見をいただきました。

 

テーマ:ハイリスク妊産婦の看護

講 師:佐藤里絵(三重県立総合医療センター 看護師長) 

受講者からは「妊婦、産婦、褥婦のハイリスクで、搬送元、搬送先での役割やどのような情報が必要かなどグループワークを通して学べたのが良かった。」、「ハイリスクの妊産婦さんにいつ出会うか分からないので、シミュレーションなどを通して準備しておくことがとても大切だとわかった。」などの意見をいただきました。

 

テーマ:新人助産師のためのストレスマネジメント

講 師:小野 悟 (岐阜協立大学 准教授) 

受講者からは「自分のストレス反応やコーピング方法を考えたこと。すぐに意識でき、心の健康に役立つと感じた。」、「自分がストレスを感じた時にどのような変化や反応があるかわかり、自分に合った対処方法が少しわかった。」などの意見をいただきました。

 

          【グループワークの様子】

 

第3回 1月13日(月)

テーマ:早期新生児のアセスメント・異常の評価と対応

講 師:内薗 広匡(国立病院機構三重中央医療センター 総合周産期母子医療センター 新生児科医長) 

受講者からは「新生児の呼吸・循環器の疾患について、病態を交えてしっかり学ぶことができた。」、「職場であまりない事例とかもあって勉強になった。」、「努力呼吸の動画を見ることができて、より実際のイメージを持つことができた。」などの意見をいただきました。

 

テーマ:ハイリスク新生児の看護

講 師:廣野 絵美(国立病院機構三重中央医療センター 副看護師長・新生児集中ケア認定看護師)

受講者からは「普段行っているケアの大切さを改めて実感できた。」、「児のケア時、ストレスを少なくできるようにしていきたい。」、「事例検討を行い、あらゆる可能性を考えて観察していくことの重要性を確認した。」などの意見をいただきました。

          【グループワークの様子】

 

第4回 2月8日(土)

テーマ:産婦人科診療ガイドラインにもとづく緊急時の対応

講 師: 前川 有香(伊勢赤十字病院 部長)

 

テーマ:事例検討をとおした助産師の判断と看護実践

講 師:前川 有香(伊勢赤十字病院 部長)

    鈴木 薫・東 真由美(国立病院機構三重中央医療センター 総合周産期母子医療センター 副看護師長 )

 

受講者からは「具体例を提示してただけてその具体的な対策まで知ることができた。」、「グループワークを行い、改めて相談やカンファレンスの大切さ実感した。」などの意見をいただきました。

                           【グループワークの様子】