地域交流センター

助産師(中堅者・指導者)研修

三重県受託事業
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事業概要

本研修は、平成21年度より、三重県から「院内助産所・助産師外来開設のための助産師等研修事業(平成21~23年度)」、「助産師(中堅者・指導者)研修事業(平成24~28年度)」、「助産師(中堅者)研修事業(平成29~令和4年度)」、「助産師(中堅者・指導者)研修事業(令和5年度~)を受託し、県内で就業する助産師が、妊産婦の多様なニーズに応え、質の高い助産ケアを提供し、さらに関係職種と連携・協働するために必要な知識や技術を習得し、助産実践能力の向上を図るための支援を行う研修です。

 

開催案内

 

チラシのダウンロードはこちら ⇒表中堅・指導者R7チラシ  裏中堅・指導者R7チラシ

8/14から、お申込みはこちらからもできます⇒ 

                     第3回:12/13

 

 

開催レポート 令和7年度

第1回 10月4日(土)

午前テーマ:ペリネイタル・ロスで子どもを亡くした家族への切れ目のない支援

講 師:太田 尚子(静岡県公立大学法人 静岡県立大学 看護学研究科(助産学) 教授   看護学部看護学科(母性看護学) 教授

受講者からは「配慮が必要な場面が多く、その辺りが勉強になった」、「実際にペリネイタルロスに関わることが多く、対象者の心理的状況を学ぶことができた」、「すぐに実践できるものが多いと感じた」などの意見をいただきました。

 

午後テーマ:子どもの”人となり”と助産師のかかわり

講 師:梅本 正和(うめもとこどもクリニック  院長)

演 習:渡邊・杉山(三重県立看護大学 母性看護学教員)

 

            【グループワークの様子】

受講者からは「母親の環境因子によって、胎児期からDNAに影響を与えることを学び、妊娠期を穏やかに過ごす重要性を再確認した」、「質の高い睡眠(の大切さが印象に残った)」、「これからに活かしていきたいケア内容や関わり方について学べた」、「参加者と話もできて、必要な知識も得られて有意義だった」などの意見をいただきました。

 

第2回 11月8日(土)

テーマ:女性(妊婦)の健康とアーユルヴェーダ

講 師: 落合 広子(医療法人トータルヘルス タカオカクリニック 院長)

テーマ:女性(妊婦)の冷えを科学する

講 師: 中村 幸代(横浜市立大学 医学研究科看護学専攻 教授

医学部看護学科母性看護学  教授)

 

第3回 12月13日(土)

テーマ:自分と周りを大事する対話型リーダーになろう!

講 師: 岡山 ミサ子(オフィスJOC 代表)

テーマ:活発なカンファレンスにするためのファシリテーション

講 師: 内藤 知佐子(愛媛大学医学部附属病院 総合臨床研修センター 助教)

開催レポート 令和6年度

第1回 10月26日(土)

テーマ:妊婦や育児中の母子をケアする看護職の災害への備え

講 師: 渡邊 聡子(三重県立看護大学 母性看護学 教授)

受講者からは「災害のことをもっと身近に捉え、備えの必要性を強く感じた。」、「講義を聞いたりグループワークを通して意識を高めることができた。」などの意見をいただきました。

 

テーマ:理論にもとづくペリネ(骨盤底筋群)のケア

    ~身体の声に耳を傾けて感じ取ろう!~

講 師:シャラン山内  由紀(ド・ガスケ研究所 日本セクション)

受講者からは「ペリネを守るケアや腹式呼吸、正しい姿勢を学べた。」、「実際のエクササイズを体験することができたことで、これから妊産婦さんのケアをする際にすぐに役立てることができそうだ。」などの意見をいただきました。

 

第2回 11月9日(土)

テーマ:ワークショップとグループワークで助産師としてのキャリアを見直そう!

講 師: 勝原 則子(かつはら助産院 院長)

    森實 かおり(三重大学医学部附属病院 看護師長・母性看護専門看護師)

    大平 肇子(三重県立看護大学 母性看護学 教授)

        【勝原先生】

         【森實先生】

       【グループワーク】

 

受講者からは「助産師目線で学びになったし、背中を押された感じがした。」、「助産師は色んな場所ややり方で資格を発揮できることを感じた。」、「キャリアについてさらに考えるきっかけになった。焦らなくてもいいことやいろんな道があることを知ることができ、心にゆとりができた。」、などの意見をいただきました。

 

 

 

テーマ: 無痛分娩のアセスメントとケア

講 師: 田辺 けい子(神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部  看護学科 准教授)

受講者からは「これから無痛分娩の導入を考えているのでタイムリーだった。」、「無痛分娩を取り扱う助産師向けにわかりやすく話していただいた」、「勉強になった。また質疑応答で、無痛分娩を取り扱う施設で働く助産師の苦労を知ることもできた。その苦労を先生に労って頂き、疑問を解決していただいたことは、助産師の勇気づけにもなった。」などの意見をいただきました。

 

第3回 12月21日(土)

テーマ:困難な状況にある若年女性に対して必要な支援

    ~三重県での現状や課題を踏まえて~

講 師: 山田 智子(総合心療センターひなが 精神科・児童精神科 精神科専門医・指導医、精神保健指定医)

 

テーマ:困難な状況にある若年女性に対する助産師の支援

講 師:幸崎 若菜(まつしま病院 ユースウエルネスKuKuNa 室長)

       【グループワーク】

 

受講者からは「若年妊婦さんや特定妊婦さんと関わることが少なく、自信のない分野だったので勉強になった。」、「支援者のあり方を学ぶことができた。」、「事例を示していただいたことで、実際の状況や支援を知ることができた。」などの意見をいただきました。