令和7年度 1年生科目「三重を知ろうⅠ」
本学は、地域包括ケア時代に対応できる幅広い視野を持った看護職者を養成するため、地域を知り、そこで生活する人々への理解を深める科目として、総合科目「三重を知ろうⅠ」「三重を知ろうⅡ」を設置しています。
1年生が履修する「三重を知ろうⅠ」は、地域で暮らす人々や、その人々を支える看護活動の現場を知り、看護学を学ぶ基盤を養うことを目的としている科目で、地域や医療機関等、多様な場で学びます。
【地域実習】
6月3日(火)、津市一身田寺内町でフィールドワークを行いました。ボランティアガイドの方々にご協力いただき、寺内町の見学や交流をとおして、地域の特徴や歴史・文化だけでなく、歴史・文化を保護・保存している地域の人々の暮らしについて学びました。
【病院実習】
6月の2日間、県内の医療機関にて病院実習を行いました。入学後初めての病院実習として、施設の見学や看護師のシャドーイング(影のようについてまわること)を行い、看護師と患者との関わりの見学をとおして、看護活動の実際を知り、看護師の役割について考えました。
【三重県知事の講話】
6月19日(木)、一見勝之三重県知事をお招きし、三重県の特徴や、三重県の看護職員の現状、三重県で看護職者として働く魅力などについてお話しいただきました。また、知事と学生との意見交換の場では、学生から県の施策や財源、災害対策、看護職の働き方へのサポートついて質問があり、知事にお答えいただきました。
【実習ふり返り会】
6月24日(火)、実習ふり返り会として、地域実習や病院実習、知事講話で学んだことについてグループで意見を出し合い、地域や保健医療システムで求められる看護職像についてまとめ、発表し合いました。