実習の様子「老年看護学実習」

実習の様子「老年看護学実習」

今回は、「老年看護学実習」についてご紹介します!

老年看護学実習は、3年生後期に履修します。
この実習では、高齢者の健康や生活について幅広く理解し、強みに着目した個別性に応じた看護を学びます。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、学内で実習を行いました。
学生は一人ひとり紙上の高齢者を受け持ち、その人にとって必要な看護を考えました。また、グループワークやカンファレンスでは幅広く高齢者への看護についてディスカッションを行いながら、高齢者役になった学生やモデル人形に看護を実施しました。

 

学内実習の様子

モデル人形を高齢者に見立てて経管栄養法を実施する様子
(奥の学生の援助を手前の学生たちは観察者となり確認をしています)

経管栄養とは、口から食事が出来なくなった方に、チューブを使って栄養を取ってもらう方法だよ!

 

高齢者役の学生に対してベッド上で足浴を実施する様子

 

学生の声

  • 加齢現象による身体への影響、疾患や障がいがあることで高齢者の生活がどう変化するのか、またどのような生活が望ましいか、必要な看護は何かを考えることができました。
  • 高齢者や家族のもつ力、思いや価値観などを理解し、その人らしい生活が送れるように多くの職種と連携しながら支援していく重要性を学びました。
  • 看護を実施する時は、自分が高齢者の立場ならどう思うか、その家族ならどう思うか、ということを考えて実施する大切さを学びました。