成人看護学実習Ⅱ(慢性・緩和)

学内で行われた「成人看護学実習Ⅱ(慢性・緩和)」についてご紹介します!

成人看護学実習は、実習Ⅰ(急性)と実習Ⅱ(慢性・緩和)に分かれており、3年生の時に履修します。

成人看護学実習Ⅰ(急性)では、事故などによるケガなどによって手術を必要とする人や急病によって体の具合が悪
くなった人への看護を学びます。
成人看護学実習Ⅱ(慢性・緩和)では、生活習慣病を始めとする慢性的な病気に対して、病気とともに生活していけ
るように患者さんへの看護を学びます。

今回、実習の様子を紹介する成人看護学実習Ⅱ(慢性・緩和)では、今年は新型コロナウイルス感染症の影響により
臨地(病院等)だけでなく、学内でも実習を行っています。学内では事例を通して、患者さんを理解し、患者さんに
寄り添う看護を深められるように実習しています。
写真のように学生が患者役を経験することで、学生から援助される患者さんの気持ちを理解することにつながってい
ます。
臨地実習では実際に患者さんを受け持ち、清拭や足浴といった看護ケアや退院後の生活指導など患者さんとの関わり
を通して、「病気とともに生活していく」ことについて学んでいます。

 

身体を清潔に保つための看護ケアの様子

退院後の生活について指導する様子

 

学生の声

  • 看護師の立場だけでなく、患者さん役を経験することや、他の実習メンバーのケアの様子を見学したことで、様々な視点で学ぶことができた。
  • 実習メンバーと話し合いをしながら知識を共有をすることによって、慢性期の病気と共に生活する患者さんの特徴について考えることができた。
  • 学内実習では実際の患者さんにケアはできないが、学生同士で看護ケアを行うことで、お互いに技術について振り返りができ、よりよい看護ケアについて学ぶことができた。

 

成人(慢性)看護学 教員からのコメント

新型コロナ感染症の中でも、学内実習や臨地実習で学生はしっかりと実習を行い、学びを深めています。