看護研究SEED(旧:看護研究の基本STEP)

「看護研究SEED」とは

令和元年度までの「看護研究の基本STEP」に、新規テーマ「看護研究における倫理的配慮」と「研究デザインのタイプと選択」を加え、5日間の開催とし、受講方法にも単回受講コースを設け、受講者が日常の看護業務の中から疑問を見出し、スムーズに看護研究へ取りくめるよう企画しました。
また、研究研究研修の次のステップである「ハウツー看護研究」につながるよう「量的研究(実験・計測)」のテーマも加えました。さらに受講者に看護研究の種を届けることを願い、研修名も「看護研究SEED」と改名しました。

*「看護研究の基本STEP」の「統計解析」の講座は、令和2年度より「看護研究エッセンス」の講座として開催いたします。

 

隔年で集合研修と遠隔配信研修を行っています。

今年度の様子:集合研修

8月4日(火)看護研究SEED第5回

テーマ:研究論文作成
講 師:脇坂 浩 准教授

研究論文作成のための基礎知識を学び、研究論文を作成する際に役立つ、見本になる実例を紹介いただきました。
受講者からは「実際の論文を用いて、わかりやすかった」「学会発表と論文の作成の違いが何となく理解できた。流れも分かったので参考になった。」等の意見を得ました。

 

テーマ:プレゼンテーション(演習含む)
講 師:上田 貴子 講師

プレゼンテーションの基礎知識を学び、実際にパワーポイントを用いて演習しました。データを持参した受講生へは個別で質問に対応していただきました。
受講者からは「自分のPCで実際に操作ができ、どういう風に作成するか流れが分かった」「パワーポイントの資料(データ)を基に、レイアウトやデザインの変更など、実際に行うことで、伝える立場を考えて、どういったレイアウトなら見やすいのか意識することができた。」等の意見を得ました。

 

7月22日(水)看護研究SEED第4回

テーマ:量的研究(実験・計測)
講 師:長谷川 智之 講師

このテーマは今回初めての開講です。
量的研究で必須の知識である「統計」「尺度」についての後、実験研究とその計測手法について学びました。受講者からは「実験について概要を知ることができた」「わかりやすかった。次の研修も受講してみたい」「とても興味を持てた。なぜだろう?と思うことを、わからず、やっていることが多い日々である」等の意見を得ました。

 

テーマ:量的研究(アンケート)
講 師:関根 由紀 講師

量的研究(アンケート)についての基礎知識を学んだ後、グループワークで、フェイスシートとアンケートを作成し、別グループの用紙の回答を体験し、回答者の意見を元に自グループの用紙を再検討しました。受講者からは「アンケート作成の際の注意点が実際に作成してみてよく理解できた」「(アンケートは)作りやすい分、空白をつくらないためにはどうしたらいいのかわからなかったので、工夫がわかって良かった」「アンケートを受ける側にたち考えていくこと、誘導的になってしまう危険等、いろんな気づきがあった」等の意見を得ました。

今回の2つのテーマは、研究実践能力の向上のための「ハウツー看護研究」にもコースがあり、同テーマを7コマ(1コマ90分)かけて、結果の検討・考察までじっくり学べますので、興味のある方はぜひお申し込みください。

「ハウツー看護研究」の詳細はこちら

 

7月16日(木)看護研究SEED第3回

テーマ:研究デザインのタイプと選択
講 師:上田 貴子 講師

このテーマは今回初めての開講です。
研究の問いのレベルと研究デザインの関係や、ドナ・ディアーのケアの場で行うための方法論から「問い、研究計画、答え」の関係を学びました。また、次からの講義となる具体的な研究方法論を学ぶ前に、研究課題を洗練しました。受講者からは「先生の研究をもとに具体的に説明いただいたため、とても理解しやすかった」等の意見を得ました。

 

テーマ:質的研究(インタビュー)
講 師:関根 由紀 講師

質的研究の特徴や質的研究に適した研究課題等、質的研究のために必要な知識を学び、グループワークで、インタビューガイドを作成し、インタビューを体験し、インタビューガイドを再検討しました。受講者からは「インタビュ―ガイドを作れてよかった」「実際にガイドを作って、実施してみて、とても大変さが理解できた」等の意見を得ました。

このテーマは、研究実践能力の向上のための「ハウツー看護研究」にもコースがありますので、興味のある方、より深めて学びたい方はぜひお申し込みください。

 

7月3日(金)看護研究SEED第2回

テーマ:研究計画の立て方と書き方
講 師:大川 明子 教授

研究計画の必要性、研究の三要素を網羅した研究目的の書き方や計画立案時の注意点など、看護研究の立案のために必要な知識を再確認しました。受講者からは「研究計画書を早く書かなければという焦りばかりで、全然手を付けられていなかったが、今回の講義を受けてさっそく取り掛かってみようと思えた。」「事例の論文で、具体的にわかった」等の意見を得ました。

 

テーマ:看護研究における倫理的配慮
講 師:大川 明子 教授

このテーマは今回が初めての開講です。
「倫理」の概念から倫理審査を受けるまでを学び、具体的に倫理申請書チェックリストも確認しました。受講者からは「倫理審査を受ける際に必要な事や研究を行った後にも報告書が必要な事など、学べてよかった」「倫理審査が必要な場合とそうでない場合の区別が理解できた」等の意見を得ました。

 

6月23日(火)看護研究SEED第1回

テーマ:看護研究の意義と文献の活用
講 師:脇坂 浩 准教授

各自が事前課題「研究の疑問リスト」に基づき、ワークシートを用い、「臨床での疑問」から「研究テーマ」を導くプロセスを体験しました。受講者からは「研究テーマを絞り込む方法を理解できた」「研究に必要なエネルギーは重要視していなかったが、大事であると再認識できた」等の意見を得ました。

 

テーマ:文献検索と図書館の利用
講 師:図書館司書 別當 直子さん

医中誌webを中心に検索方法を体験しました。web検索で検索できなかった場合のおすすめ解決策も学びました。受講者からは「今まできちんと検索方法を聞いたことがなかったので、よくわかった」「文献検索が効率よくできそうだ」等の意見を得ました。

 

令和2年度 「看護研究SEED」集合研修のご案内

ダウンロードはこちら⇒SEEDチラシ

 

「看護研究SEED」研修開催について(抜粋)

【新型コロナウィルス感染症拡大防止について】
新型コロナウィルス感染症に関し、三重県は5月14日に国の緊急事態宣言の対象区域指定を解除され、5月15日に三重県の緊急事態措置も解除されました。
そこで、地域交流センターでは本学の出校停止解除(6月1日~)の方針を受け、6月23日より、「看護研究SEED」を開催することとしました。開催にあたりましては、鋭意学内での感染防御対策に努めますので、受講の皆様にも健康面、感染防御面に十分注意いただきますようご協力をお願いします。

【新型コロナウィルス感染症対策に伴う研修中止について】
新型コロナウィルス感染症はその状況が刻々と変化します。今後の状況次第では、やむをえず研修を中止する場合もあります。その場合、申込者様へのメールや本学ホームページにてお知らせしますので、随時ご確認ください。

【受講料について】
振込み後にご欠席になられても返金はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
本学が研修中止を決定した場合
・単回受講コースの方:全額返金
・全5回受講コースの方:すべて中止;全額返金
1回開催のみ;単回受講コース料金との差額を返金
2回以上の開催;返金はいたしかねます

*2回以上の受講希望の場合は、全5回受講コースを選択したほうが受講料金が低額になりますが、感染拡大等の状況に応じ、受講希望の研修が中止になる場合があります。全5回のうち、2回以上開催した場合の返金はいたしかねますので、2~3回程度の受講を希望の方は、下記の方法での検討をお願いします。
・全5回受講コースを選択する
・受講希望のコースを単回受講コースの複数申し込みとする

全文ダウンロードはこちら⇒

「看護研究SEED」研修開催について

 

 令和元年度の様子:遠隔配信 看護研究の基本ステップ

看護研究の基礎講座をシリーズで遠隔配信します。
地理的条件から本学にお越しいただくことが困難な地域の看護職の皆さまを対象とした講座です。
テレビ会議システムを使用して配信するため、受講者の皆さまは、モニター画面を通して、通常の講義と変わらない状況で受講することが可能です。

 

第7回研究論文作成

DSCN1076

日程:9月26日(木)

講師:玉田 章 教授

研究論文作成のための基礎知識を学びました。発想から結論までの「ストーリー」に留意し、結果に対する「研究者自身の考えの一般化」を述べる等、大切なポイントを知ることができました。

 

第6回プレゼンテーション

DSCN0993

日程:9月2日(月)

講師:白石 葉子 教授

プレゼンテーションの基礎知識を学び、スライドの作成演習として、コンセプトチャート(文章を図で置き換え)やデーターチャート(数値を図表で置き換え)を体験しました。

 

第5回統計解析

HP8.29

日程:8月29日(木)

講師:斎藤 真 教授

統計解析の基礎知識を学んだあと、各自、斎藤先生作の統計ソフトExSTを使用しながら、実際に統計解析を行いました。看護研究でよく活用する基本的な検定(母平均の検定・平均値の差の検定・カイ二乗検定)を経験でき、「統計は苦手」意識の払拭に役立ったのではないかと思います。

 

第4回量的研究

HP726

日程:7月25日(木)

講師:長谷川 智之 講師

量的研究を行うにあたって、重要なポイントについて、知識を得ることができました。特に「データ(尺度)の種類」について詳しく伺い、知識の再確認ができました。また、実験研究について、必要な条件も知ることができました。

 

第3回質的研究

DSCN0899

日程:7月22日(月)

講師:関根 由紀 講師

質的研究の特徴や質的研究に適した研究課題等、質的研究のために必要な知識を得ることができました。特に質的記述的研究では、インタビューガイドの修正案作成やインタビューの実際、さらにデータ分析のコード化を実践できました。

 

第2回研究計画の立て方と書き方

DSCN0848

日程:7月10日(水)

講師:大川 明子 教授

研究計画書の必要性、研究の三要素を網羅した研究計画書の書き方など、看護研究の立案のために必要な知識を得ることができました。

 

第1回看護研究の意義と文献の活用

DSCN0845

日程:6月27日(木)

講師:脇坂 浩 准教授

看護研究の意義、研究の疑問をPICOで整理するワーク、文献検索の方法やクリティークのポイントなど、看護研究のテーマを絞るために必要な知識を得ることができました。

 

遠隔配信先

・県立総合医療センター 様

・伊賀市立上野総合市民病院 様

*上記会場のいずれかで研修を受けていただきます。

 

研修プログラム

  1回  オリエンテーション
      看護研究の意義と文献の活用

2回  研究計画の立て方と書き方

3回  質的研究

4回  量的研究

5回  統計解析(演習含む)

6回  プレゼンテーション(演習含む)

7回  研究論文作成

詳細は 看護研究の基本ステップ(遠隔)プログラム

 

申込み・問い合わせ先

〒514-0116 三重県津市夢が丘1丁目1番地の1

三重県立看護大学地域交流センター
TEL/FAX(059)233-5610 E-mail:rc@mcn.ac.jp

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